舞鶴→小樽
えーっと、一日中船の中。
風が強くて甲板にも出られず。
やることと言ったら、散歩か寝るか本読むか。
この時読んでたのが“銀河鉄道の夜”
コントの元ネタがこれだって聞いてたから、いつか読みたいと思ってた作品。
動機は不純でも読んでよかった。
あの世界観は好きだね。
これに限らず、“観た”後に“読む”これ最高。
その後もう一回観ると完璧。
まぁ一日あれば一冊くらいは余裕で読み終えるよね。
あとはずーっと寝てたさ。
陽が傾き始めた頃に北海道が見え始めた。
着岸するのはまだ先だったけど。
小樽に着いたのは9時頃だったかな。
外に出るとやっぱり寒い。
でも九州の寒さとは違う寒さ。
今思えば小樽での寒さも、道北・道東に比べると屁みたいなもんだった。
まだインナーいらなかったしね。
で、ホテルに行く途中案の定迷った。
うん、迷子の才能があるね。
チェックインした後は景気づけに寿司。
アーケードや駅前を散策。
小樽は人いなかったなぁ。
アーケードに俺一人って・・・。
車も通らなかったから、信号無視してホイホイ渡ってた。
これはちょっと拍子抜けしたね。
その後は戻って就寝。
まさか翌日雨とは知らず・・・・。
神戸→舞鶴
うん、まず迷ったね。
港内をぐるぐると。
30分くらい走り回ってようやく神戸市内へ。
そっからまた迷う。
しばらく北に走ってGSのおっちゃんに聞いた。
この日は時間に余裕がありすぎて困った。
神戸港着 7時
舞鶴港発 翌日0時半
ちょこちょこ休憩したり、温泉入って休憩室で寝たり・・・。
それでも出発の6時間前には着いてた。
やることないし、船内での時間つぶしのために書店行ったり、食べ物買ったり。
それでもまだまだ時間はある。
もう動くの諦めて近くの公園でお湯涌かしてコーヒー飲んでたさ。
今思えば、あんな所でお湯涌かしてんのおかしいよね。
完全に不審者だよ。
変なおっちゃんに絡まれたし。
まだ3時間くらいあったかな。
もうどうしようもないから、乗り場で手続きした後、待機所で仮眠。
舞鶴ではバイク乗りは俺だけだったな。
係員が「今日単車は兄ちゃん一人やで」って言ってたのを覚えてる。
んー・・・。
乗船は一番最後だったな。
でも部屋はガラガラ。
10人くらいの相部屋に2人しかいなかったし。
乗船直後はすぐ寝た。
夜中だったしね。
うん、今日はここまで。
大して書くネタもないから、小出しで思い出を。
柳川→大分→神戸
この日はなんてたって暑かった。
北海道対策の冬用ジャケットなんてサウナスーツさ。
でも日田から高速に乗って大分に向かう間は寒かった。
八女で迷ったのもあって、フェリー乗り場到着はギリギリ。
大分ではまだ乗り合わせのライダーさんはいた。
出発前に話してた人と船内でも会えるかなーと思ってたけどね。
意外と広くて下船直前まで会えなかったさ。
そういっても、夜間航行だから寝てたけど。
夜明け間に起きて、朝日に照らされた明石大橋を見た。
この時は明石大橋を帰りに渡るなんて思いもしなかった。
橋の下をくぐると大したことないけど、走ってみるととても長い。
大きな橋を渡るって気持ちが良いね。
神戸からは舞鶴へ。
ここからはまた今度。
さらっとまとめよう。
総走行距離:7143.7km
平均走行距離:255.1km
総給油量:193.22L
燃費:36.97km/L
通過県数:22
知らない土地で、知らない人とふれあう。
あった不安も次第になくなり、誰かに話しかけること自体が面白くなっていった。
互いに知らないからこそ、つっこんだ話ができたのかもしれない。
各地の方言がおもしろかった。
北海道は何となく分かった。
が、東北はまったく。
なんとか理解しようとしたが、考えれば考えるほど混乱。
それでもなんとかコミュニケーションがとれてたのはある意味凄い。
途中で寄った施設。
GS、コンビニ、YH、RH・・・等。
そこの人々のちょっとした優しさがとても嬉しかった。
その人達にとって当たり前のことかもしれないけど、接する側からするととても気持ちのいいものだった。
まぁ中にはふざけた奴もいたけどね。
集団就活ではなかなか解決できない問題も、1人だとなんとかなる。
むしろ自分一人だからなんとかできたのかもしれない。
他人がいる影響力って大きいんだね。
多ければ多いほど身動きができなくなる。
そして視野も狭くなる。
「誰かがなんとかするだろう」と。
そして自主性もなくなるよね。
まぁ“言うは易く行うは難し”ってやつ。
一ヶ月弱の旅。
“日本縦断する”
たったこれだけで始まったこの旅。
それ以外は全くのノープラン。
でもそれがかえって良かったのかもしれない。
毎日走れるだけ走り、その疲れで気持ちよく寝る。
足踏みが続いていた分、余計にそれが良く感じた。
北海道を出る頃には大分スッキリして、本州は軽く流そうかと思ってたけど、北海道癖が抜けなかった。
走るのが楽しすぎてね。
結局最後まで走りっぱなし。
キツイ時もあったけど、その分達成感は大きい。
やって良かったよ。
もう十分、自宅についてやっと一区切り打てました。
最後に
応援してくれた皆さんと、毎日重い荷物を載せて走ってくれた愛車。
ありがとうございました。